避難器具 その1 避難はしご

避難はしごは、避難器具の一つで、非常時の脱出に備えて人の出入りが激しいアパートやマンションの2階以上の部屋にあるベランダなどに設置されています。

避難はしごには、固定はしごや立てかけはしご、つり下げはしごなどがありますが、中でも代表的なものに格納式の避難はしごや、ロープやワイヤーがついている吊り下げ式の折りたたみはしごなどがあります。

避難器具 その2 緩降機

緩降機は、避難器具の一つで、主に3階以上の階についています。

支柱に取り付けられた脱出用のアームにフックを掛けて、ベルトを身体に巻きつけて窓やバルコニーから地上まで脱出する避難器具の一種です。

使用者は重力によって降下しますが、一定の速度で降下できるような仕様になっていますから安全です。

なお、緩降機には固定式と可搬式の2種類があります。

固定式は取付具が取り外しのできないタイプ、可搬式は使用時に取付具を取り付けて使用するタイプのものです。

避難器具 その3 滑り台

滑り台は緊急時に短い時間でより多くの人々を避難させることができる避難器具です。

建物に避難用の滑り台を付属させたもので、避難器具としては安全性が高いため2階から10階までの高さでの利用が認められています。

安全性が高いほかに誘導もしやすいので幼稚園や病院などでよく利用されています。

避難器具 その4 すべり棒

上から垂直に下まで伸ばした棒を伝わって地上まで非難する避難器具。

重力の力がストレートに働くため腕力がない人にはかなり危険な非難用具になる。

そのため、3階以上には使用できず、病院などでも使用は認められていません。

避難器具 その5 避難ロープ

上端を固定したロープを伝わって地上まで降りる避難器具。

かなり危険な避難方法なので、3階以上の階からの使用は認められていない。

なお、重力の影響による急降下を予防するためにロープの所々に滑り止めの輪などがつけられ、安全面に対する配慮が行われている。

避難器具 その6 避難用タラップ

可動式の鉄製階段です。

それゆえ、安全面には十分配慮する必要があり、いざという時に備えて普段の点検は十分に行っている必要があります。

3階までの間に限定して設置することが許されている避難器具です。

設置基準として、ステップには滑り止めをつけること、4メートル以内の高さ毎に踊り場を設けることなどが義務付けられています。

避難器具 その7 避難橋

緊急事態発生時に建物間を結ぶ役割を果たす橋状の避難器具。

両端がフィックスされている「常時使用可能タイプ」と移動式タイプのものがあります。

避難器具 その8 救助袋

袋の中を滑り降りる避難器具で、垂直式と斜降式とがあります。

垂直式は斜降式と比較して、限られたスペースで活用できること、避難スピードが速いなどの利点がありますが、安全面では斜降式の方が優れています。

病院など2階以上の建物で利用されています。